パート・アルバイトと人材派遣の制度上の違い

正社員などの正規雇用と異なるワークスタイルとして、人材派遣、アルバイト・パートがあります。

人材派遣とアルバイト・パートは一緒に求人サイトで募集されていますが、実は両者には制度上の違いがあります。

大きな点は、雇用主の違いであり、人材派遣は派遣会社が雇用主となり給与や福利厚生を提供するいっぽう、アルバイトやパートは正社員と同じように働き先の会社が雇用主となり給料や福利厚生を支給します。

したがって、派遣会社の方が給料や福利厚生を充実させていることも少なくなく、アルバイトやパートよりも待遇面が優れているケースも多くあります。

また、労働条件や業務内容など入社前と話が違うというケースも多々ありますが、この場合、人材派遣であれば派遣会社が間に入って仲介してくれるため、問題の解決や交渉がスムーズにいきやすいメリットもあります。

トラブルなど発生した場合、パートやアルバイトは自分で解決する必要があるため、この場合、人材派遣で働いている人は安心感があります。

パート・アルバイト感覚の人材派遣も豊富にあり

人事派遣とパート・アルバイトは雇用主が異なるなど制度上の違いはあるものの、短時間や週4日など人材派遣でもパートやアルバイト感覚で勤務できるお仕事は沢山あります。

特に、女性の場合は子育ての空いた時間帯を活用して人材派遣でも平日限定、残業なし、シフト制など育児と両立しながら働くことが可能です。

また、復職を検討している人も長年のブランクがあり急に正社員として働くには自信がない当人も、人材派遣を活用すれば自分のペースで少しずつステップアップが図ることが可能です。

人材派遣会社の中には、ブランクママの復職をサポートするトレーニング制度を設けているケースも少なくなく、無料でビジネスマナーやOA事務のスキルを学ぶことができます。

したがって、個人でパートやアルバイトを探して応募するより、人材派遣に登録して探したほうがキャリアサポートを利用できるのでスキルを磨きながらより高度な仕事を目指すことが可能です。

スキルが習得できれば、継続的に派遣スタッフとして活躍できるだけでなく、より好条件の仕事に就くことができるため経済面の恩恵も受けられます。

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